Cayの趣味の日記

まずは人狼ゲームの戦法とか感想とか

潜伏占い師の事例

 

霊媒師の潜伏に比べ、占い師の潜伏はあまり一般的ではない。それは占い師が初日から占い情報を持っているため、重要な情報源として重用されるからだと思われる。さらに占い師は村陣営から信用を得ることを求められるため、信用を得にくい潜伏戦術は割にあわないということもあるだろう。しかし、条件が揃えば占い師の潜伏が成功することもある。
スリアロ村第25幕第3戦は占い師の潜伏戦術が見事成功した一例である。このゲームは2日目終了時までに占い師が誰もCOせず、3人の霊媒師がCOするという非常に珍しい進行であった。結局、3日目冒頭に2人の占い師がCOしたのだが、真占い師も対抗占い師も2日目のCOを見送ったという駆け引きがあった。

 

 

 

真占い師の潜伏が成功した背景には

  • 初日に誰も役職COしないまま進行するという潜伏に有利な背景があった
  • 2日目冒頭までに3人の霊媒師がCOしているという状況にあり、2日目に霊媒ローラー遂行の布石があった。
  • 初夜の占い先が噛み先とかぶっており、村陣営にとって有益な情報ではなかった(すなわち潜伏行動が正当化される)

などがあった。

 

このゲームは2日目の真占い師と対抗占い師の駆け引きと、ゲーム終了時の両者の感想が非常に面白く、興味を持った方は是非ご覧いただきたい。両者が潜伏を決断するまでには心の葛藤とそれぞれの理由があったのだ。